人事
人事制度構築/運用・人事評価雇用のゲームチェンジャー
人事
人事制度構築/運用・人事評価立ち読み |
グローバル競争の激化に危機感を強める政府は、1つの対策として、職務給システムを推進し、労働市場のあり方を変えようとしています。 ■仲 俊二郎・著 |
目次
- はじめに
- 第1章 あなたが知らないジョブ型の世界
- 職務給は転職を容易にする
- 米欧は階級社会、日本は共生社会
- 職務給は解雇を可能にする
- 一様にはいかない職務給移行
- 変わり始めた企業
- 100%米欧に倣う必要はない
- 第2章 こんなに違う日米欧の雇用実態
- 1 職務等級制度の世界
- 職務価値による等級制度
- JD(ジョブ・ディスクリプション)の役割
- 転職があたり前
- 異動には本人の同意が必要
- 役職や銀行を見れば働き方がわかる
- 2 アメリカの社員教育
- 即戦力で採用、社員教育はしない
- 終業後は自己啓発かワークライフバランスか
- 過労死は存在しない
- 3 欧州の社員教育
- 企業に社員教育を強制するイギリス
- 職業資格のドイツ
- 職業高校とインターン制度のフランス
- 社員教育はスーパーエリートのみ
- 4 レイオフと解雇の違い
- レイオフと解雇は違う
- 定年はなく、あるのは解雇のみ
- 5 日本は解雇が難しい国か
- わかりにくい日本の解雇規制
- 解雇に必要な4要素
- メンバーシップ型は解雇が難しい
- 能力不足による「普通解雇」は難しい
- ★ジョブ型あるあるストーリー①転職ゴロ
- 1 職務等級制度の世界
- 第3章 こんなにある賃金格差
- 1 草食系の日本人と肉食系の欧米人
- 日本人は(村落)共同体社会・ゲマインシャフト
- 米欧人は利益社会・ゲゼルシャフト
- 競争社会と共生社会
- 「共生」は強みである
- 2 賃金格差は歴然
- 個人主義、階級意識は働き方に反映
- 学歴と年収が比例
- 初任給は職務で異なる
- 日本学歴別年収の差は小さい
- 30年働いても1.4倍
- 上位職には多額のボーナス
- ★ジョブ型あるあるストーリー②英語で泣いたエリート課長
- 1 草食系の日本人と肉食系の欧米人
- 第4章 ジョブ型雇用と階層社会
- 1 階層社会アメリカ
- 厳密にはアメリカは上・中・下の3階層
- 経営、企画、管理の職に就く上級職
- 事務職、中級技術者の中級職
- ブルーカラー職(下級職)
- 基本的に平等な日本
- 階層で異なる仕事と生活
- 「職業資格」で決まる仕事の範囲
- 2 階層分化が明確ではない日本
- 誰でも役員や社長になれると思わせる
- いろいろな仕事を経験させる
- 欧米では専門家へ一直線
- 日本中にあふれるゼネラリスト
- チーム制の日本企業
- 3 職能等級制度の世界
- 能力が上がれば給与が上がる
- 部長や課長が複数いる
- 職能主義は人にポストをくっつける
- 総人件費が膨張する
- 役割給の登場
- ジョブ型雇用の一部導入
- ★ジョブ型あるあるストーリー③スペシャリストで命拾い
- 1 階層社会アメリカ
- 第5章 入り口から違うジョブ型雇用
- アメリカの就職活動は千差万別
- 「新卒」「総合職」はない
- 重要な大学名と最終学歴
- 重視される成績や専攻学部、研究内容
- インターシップは必須
- スカラーシップ(奨学金)の取得は有利
- 学歴以外で判断する日本企業
- ★ジョブ型あるあるストーリー④サラリーマン悲喜こもごも
- おわりに グローバル経済で生き残るために
- アメリカと日本の経済戦争
- 中国が世界の工場に
- グローバル・スタンダード
- 米中のガチンコ対決
- 日本の国力は衰退の一途
- 日本企業も衰退の一途
- どうする、日本
- 政府が労働市場改革と職務給への移行を促す
- ゲームチェンジャーがある
- 人事政策が企業の命運を決める
著者紹介
関連書籍
ご購入はこちら
グローバル競争の激化に危機感を強める政府は、1つの対策として、職務給システムを推進し、労働市場のあり方を変えようとしています。 ■仲 俊二郎・著 |