〔2019春闘準備セミナー〕
よりよい労使交渉に向けた連続講座1

統計活用の基礎セミナー
~賃金・労働・生産性統計の基礎知識から、自社賃金分析の方法、最近の動向まで~

人事

人事・賃金・人事考課セミナー・録画
このセミナー・録画のポイント
  • 労使交渉や人事・労務の仕事に必要な賃金・労働・生産性の統計について学べます。
  • 長短期の動向や背景を踏まえた数値の読み方を学べます。
開催日 2018年11月14日(水)〔10:00~16:30〕
会場 御茶ノ水トライエッジカンファレンス
住所:東京都千代田区神田駿河台4-2-5 御茶ノ水NKビル(トライエッジ御茶ノ水)11F  TEL:03-5289-0177
〔JR御茶ノ水駅より徒歩3分、東京メトロ新御茶ノ水駅より徒歩2分〕
参加対象 人事・総務のご担当者、労働組合のご担当者
参加費 会員:24,000円(税込)
一般:28,000円(税込)
11月15日のセミナー (経営数値の読み方・使い方セミナー)または 12月6日のセミナー (賃金交渉の基礎セミナー) にも参加される場合の特別割引料金
会員 2日間参加 42,000円 (1講座あたり21,000円)
   3日間参加 63,000円 (1講座あたり21,000円)
一般 2日間参加 50,000円 (1講座あたり25,000円)
   3日間参加 75,000円 (1講座あたり25,000円)
(すべて税込)

特別割引料金でお申し込みの場合は、通信欄に「2日間参加 (11/15または12/6)」「3日間参加」と記入して下さい。
*参加費用にはテキスト代、昼食代を含む。
*会員とは産労総合研究所発行の定期刊行誌8誌いずれかのご購読者。定期刊行誌は申込書を参照してくだい。
〔2019春闘準備セミナー〕統計活用の基礎セミナー

セミナー・録画の特徴

 労使交渉や施策を企画する際に、重要な役割を担うのが労働統計です。これによって、立場は違っていても、認識や課題を共有し、目標を設定することができるからです。
 本セミナーでは、まず、賃金・労働関連データの基礎知識を学びます。そのうえで、自社の賃金課題を整理するために、自社賃金を分析・比較する方法を学びます。加えて、2019年賃金交渉に向けて、賃金交渉を取り巻く経済状況、春闘の動向、行政の動向をどう読むか、検討していきます。
 講師は、長年、賃金研究、研修等に携わってきた居樹伸雄氏です。日本の人事・賃金の過去の経緯を踏まえた丁寧な解説には定評があります。
 2019春闘に向けて自社のさまざまな賃金課題を整理するため、また、日常業務を行う上での労働統計への理解・活用を深めるため、ぜひご参加ください。


講義内容

11月14日(水)10:00~16:30

1.主な労働統計データの見方・使い方

(1)主要な賃金・労働関連及び生産性データ
(2)モデル賃金・個別賃金・平均賃金の特色
(3)理論モデル賃金と実在者モデル賃金

2. データの活用と自社の賃金分析・賃金比較

(1)賃金構造基本統計調査と賃金傾向値データ
(2)各種賃金カーブと生涯賃金の捉え方
(3)他社及び生計費データと賃金との比較方法

3. ベースアップと定昇の相違点及び年収管理

(1)純ベアと定期昇給の区分けとコスト試算
(2)定昇原資と総額人件費における位置づけ
(3)年間賃金(年収)と生涯賃金の視点から

4.賃金交渉をめぐる関連指標の長短期の動向

(1)賃金交渉をとりまく経済関連指標の動き
(2)データから見た近時春闘の特色と課題
(3)「働き方改革」と労使賃金交渉との関連

5.賃金交渉の要点:労働分配率と賃金水準

(1)注目され始めた賃金水準と個別賃金要求
(2)生産性と労働分配率データの活用と留意点
(3)賞与・一時金と業績連動型賞与の特色

6. 同一労働同一賃金の実現と賃金制度の点検

(1)正社員層の賃金管理公正化への取り組み
(2)正社員と非正社員の一元的処遇の具体策
(3)生涯現役時代を踏まえた高齢者賃金の整備

 


*社会情勢に合わせてプログラム内容を変更する場合があります。
*講義の進行によっては、順番が前後することもあります。

講師のご紹介

居樹 伸雄 氏(すえき のぶお)  日本賃金研究センター 特任研究員  元・関西学院大学教授

居樹 伸雄 氏(すえき のぶお)  日本賃金研究センター 特任研究員  元・関西学院大学教授

上智大学経済学部卒。日本生産性本部・生産性研究所主任研究員、関西女学院短期大学(現・関西国際大学)教授を経て、関西学院大学社会学部教授(2010年まで)、現在、日本賃金研究センター特任研究員。
主な著書・論文に『賃金入門ゼミ』『21世紀賃金大改革』『仕事ベース賃金の設計』『21世紀日本の賃金像を描く』、『賃金事情』の長期連載(全60回)「居樹教授の賃金ゼミナール」等。

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