このセミナー・録画のポイント
- 労使として春闘に活用するための決算書の読み方を学びます。
- 決算書を読み直すことによって、これからの賃金交渉の進め方の方向性が見えてきます。
開催日 |
2017年11月29日(水)〔10:00~16:30〕 |
会場 |
御茶ノ水トライエッジカンファレンス
住所:東京都千代田区神田駿河台4-2-5 御茶ノ水NKビル(トライエッジ御茶ノ水)11F TEL:03-5289-0177
〔JR御茶ノ水駅より徒歩3分、東京メトロ新御茶ノ水駅より徒歩2分〕 |
参加対象 |
人事・総務部のご担当者、労働組合のご担当者 |
参加費 |
会員:24,000円(税込)
一般:28,000円(税込)
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※参加費用にはテキスト代、昼食代、消費税を含みます。
※会員とは産労総合研究所発行の定期刊行誌8誌(申込書参照)いずれかのご購読者。 |
セミナー・録画の特徴
春闘の準備を行う頃となりました。春闘にあたり、自社の経営状況を認識しておくことは大変重要です。この秋、2017年度の中間決算発表を行った企業も多いことでしょう。この決算数値をきちんと読み、状況を踏まえた上で、春闘に活用したいものです。
本セミナーでは、決算書の基本的な構造を理解したうえで、労使としての決算書の読み方を学び、春闘にどう活用するか考えていきます。学んだことを自組織に持ち帰り、決算書を読み直すことによって、これからの賃金交渉をどのように進めていくべきか、方向性が見えてくるはずです。
講師は、図表を用いてユニークでわかりやすい解説を行う吉田聡氏です。決算書は難しいと敬遠してきた方、あるいは常識的なレベルではわかっているけれど賃金交渉で活用するのは難しいと感じている方におすすめの講座です。
講義内容
2017年11月29日(水)10:00~16:00
1.企業とは何か
1)外部から内部に取り込み、外部へ
2)付加価値を創造してこそ企業
2.決算書の役割
1)ストック、フロー・ストック
2)経営実態を財務数値に翻訳して表示した決算書
3)決算書は、誰のためにつくるのか
3.決算書ができる流れ
1)経営活動を捕捉する企業資本等式
2)売上高と費用
3)利益とは、何か
4.決算書を読む
1)貸借対照表の意味すること
2)損益計算書の構造
3)キャッシュフロー計算書の見方
5.成長・発展する企業
1)成長・発展する企業の財務的な特色
2)収益性の考え方
3)安全性の把握
6.労働分配率と配当性向
1)労働分配率と配当性向の算出式
2)労働分配率と配当性向の特色と関連性
7.まとめ
*社会情勢に合わせてプログラム内容を変更する場合があります。
*講義の進行によっては、順番が前後することもあります。
講師のご紹介
吉田 聡(よしだ さとし)氏 (株)TIM Consulting 代表取締役
大学卒業後、銀行、教育機関、コンサルティング会社を経て、会計的思考法を世の中に広めるべく独立。難解な会計を、企業資本等式図を用いて単純化する。平成13年10月より㈱TIM Consulting 代表取締役。
ヒト・モノなどの経営実態を決算数値で裏付け、経営課題を明確にし、ソリューション提案。今では、経営全般から人事制度改革、人材育成プログラムの構築・運営までを手掛ける。金融機関を中心に、メーカー、流通業、サービス業など一般企業も対象にしている。