働き方改革関連法への実務対応と規程例

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働き方改革関連法への実務対応と規程例
立ち読み

2018年6月29日、働き方改革を推進するために「働き方改革関連法」が成立し、2019年4月から順次施行されることとなりました。この法律は、労働基準法・労働安全衛生法など8法の改正を一つにまとめた総称です。企業としては、早い段階から「働き方改革関連法」への対応を検討しておくことが望ましいと言えます。
本書はこれらについて、改正または創設の内容を紹介した上で、改正・創設にどのように対応したらよいかを、人事・労務管理の実務に即して、具体的に解説しました。
また、実務性を高めるために、制度の運用において使用される「様式」(命令書・報告書・人事考課表などの書式)を多数紹介しています。

■荻原勝・著
■四六判・176頁
■税込価格 1,980円
■ISBN 978-4-86326-271-3 C2034
■発行日 2018年10月29日

目次

  • 第1章 時間外労働の上限規制
    • これまでの時間外労働の取り扱い
    • 時間外労働の上限規制の導入
    • 上限規制への対応の実務
    • 時間外労働取扱規程
    • 時間外労働の労使協定と協定例
    • 役職者の認識の把握とアンケート調査 7 時間外労働削減への取り組み
  • 第2章 中小企業の割増賃金率の適用猶予の廃止
  • 第3章 3 ヶ月フレックスタイム制
    • 改正の内容
    • 3 ヶ月フレックスタイム制の制度設計
    • 3 ヶ月フレックスタイム制規程
    • 3 ヶ月フレックスタイム制の労使協定
    • 3 ヶ月フレックスタイム制のメリットと問題点
  • 第4章 年次有給休暇の時季指定
    • 時季指定による付与の義務化
    • 就業規則の変更
    • 年休の時季指定(計画的付与)制度の設計と運用
    • 年休の時季指定(計画的付与)規程
    • 年休の時季指定(計画的付与)に関する労使協定
  • 第5章 高度専門職(高度プロフェッショナル)制度
    • 働き方改革関連法の定め
    • 労使委員会の決議と決議例
    • 高度専門職制度の設計
    • 高度専門職規程の作成と規程例
    • 高度専門職の給与
    • 高度専門職給与規程
    • 高度専門職の成果管理
    • 高度専門職制度のメリットと問題点
  • 第6章 勤務間インターバル制度
    • 労働時間等の設定の改善に関する特別措置法の改正
    • 勤務間インターバル制度の設計
    • 社員への通知
    • 勤務間インターバル規程

著者紹介

■荻原 勝(おぎはら まさる)・・・東京大学経済学部卒業。人材開発研究会代表。経営コンサルタント。主な著書に『選択型人事制度の設計と社内規程』『改訂版執行役員制度の設計と運用』『コロナ禍の社内規程と様式』『改訂9版 会社規程総覧』『経営管理規程とつくり方』(以上、経営書院)など多数。

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