人事
リスク管理リスクコミュニケーションの現場と実践
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リスク管理立ち読み |
さまざまな分野でリスクコミュニケーションに携わる研究者や事業者が、自分たちの専門分野の狭い領域だけで苦労しています。そこで、本書は企業広報と危機管理広報コンサルタントという立場から、異業種・異分野のリスクコミュニケーションの実態を取材し、横断的に紹介することが社会の役に立つのではないかと考え、リスクコミュニケーションにおいて成果を上げている専門家と記者に会い、現場の苦労と工夫についての生の意見と、著者自身の考えをまとめました。 ■宇於崎 裕美・著 |
目次
- はじめに
- 第1章 リスクマネジメントとしてのコミュニケーション
- ○ リスクコミュニケーションとクライシスコミュニケーション
- ○ リスクコミュニケーションとは
- ○ クライシスコミュニケーションとは
- ○ リスクコミュニケーションとクライシス コミュニケーション、それぞれの役割
- 第2章 リスクコミュニケーションの行きつく先は
- 第3章 リスクコミュニケーションの現場
- ○ 現場は一筋縄ではいかない
- ○ やりようはある、だからあきらめてはいけない!
- 第4章 食のリスクコミュニケーション
- ○ 食の安全と安心を科学する会(SFSS)のミッション
- ○ いまだに消えないリスク誤認
- ○ コミュニケーション手法の問題
- <コーヒーブレーク> 日々是トレードオフ
- 第5章 保育園のリスクコミュニケーション
- ○ 保育園のリスコミの特徴1―目的と対象が明確
- ○ 保育園のリスコミの特徴2―毎日が勝負
- ○ リスクは3種類
- ○ 新しいリスクにはサイエンスが効く!
- ○ 科学的評価とは別のリスクに対する価値観
- ○ 合理的コミュニケーションはうまくいかない
- ○ 議論は勝つか負けるかの対立構造を生む
- ○ 科学より感情
- ○ パースエイシブ・コミュニケーションというアプローチ
- ○ 要は行動が変わればいい
- ○ 大事なのはボーダーラインの人々
- ○ 本来の仕事のために何が大切か見極める
- ○ 価値を侵害されるようなリスクは 取り込むべきではない
- ○ 保育の安全研究・教育センターの活動
- <コーヒーブレーク> 科学的に安全であっても好きにはなれない
- 第6章 リスクコミュニケーションにおけるメディア対応
- ○ リスクコミュニケーションにおけるメディアの影響力
- ○ 自分から記者に話しかけること
- ○ 記者を知る
- ○ 記者にコンタクトする
- ○ 各新聞社に5人の友達を持とう!
- ○ 何をすべきか、10のアクション
- <コーヒーブレーク >「わかりやすく」は「詳しく」ではない
- 第7章 リスクコミュニケーションの本質
- ○ リスクコミュニケーションにはいろいろなパターンがある
- ○ コミュニケーションとは人生をよりよくしたいという活動
- ○ 担当者の権限と義務を明確に
- ○ リスクコミュニケーションは魔法の杖ではない
- ○ 自分の苦労を分析しよう
- ○ お化粧はするな、ありのままを示せ
- ○ いい成果を出すためには正しく問うことが大切
- <コーヒーブレーク> 不安の大きさを決める方程式
- 第8章 一から始めるリスクコミュニケーション ―私ならこうする
- 今やろうとしているリスクコミュニケーションの意味は 何か考える
- 自分の役割を確かめる
- リスクコミュニケーションで伝えたいメッセージはなん なのか確かめる
- リスクコミュニケーションの対象は誰か見極める
- メッセージを伝えるための資料やツールを整える
- メッセージを直接、対象者に伝えるための方法を考え、実行する
- メディア報道を通してメッセージを伝える
- 対象者が何を思って何を考えているのか聞く、調べる
- 反対、不満、不安に対する対応策を考え、備えておく
- 理解者を作る、仲間を増やす
- おわりに
著者紹介
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さまざまな分野でリスクコミュニケーションに携わる研究者や事業者が、自分たちの専門分野の狭い領域だけで苦労しています。そこで、本書は企業広報と危機管理広報コンサルタントという立場から、異業種・異分野のリスクコミュニケーションの実態を取材し、横断的に紹介することが社会の役に立つのではないかと考え、リスクコミュニケーションにおいて成果を上げている専門家と記者に会い、現場の苦労と工夫についての生の意見と、著者自身の考えをまとめました。 ■宇於崎 裕美・著 |