経営人材育成の実践
人事
人事制度構築/運用・人事評価立ち読み |
■日沖 健・著 |
目次
- はじめに
- 第1章 経営人材育成に動き出した日本企業
- 「リーダー格差」の時代
- リーダー、フォロワー、プロフェッショナル
- 大きな変化・危機と経営人材
- 経営人材が不足している
- なかなか進まない経営人材育成
- 経営人材育成不要論ー育てるよりも、選ぶ?
- 経営人材は育てるべき
- 社内で育てるか、社外で育てるか
- 「とりあえずやってみよう」では失敗する
- 教育スタッフから経営トップへの働きかけ
- 第2章 目標設定と育成システムの構築
- 経営人材育成システムの構築
- 経営人材のポートフォリオ
- 経営人材育成の目標
- 選抜→育成→任用のサイクルを構築する
- 育成対象者の選定
- 選抜の基準
- 意欲を重視する
- 選考の方法
- 育成プログラム実施後の選抜、再選抜
- 選抜実施の留意点
- 育成プログラムの効果測定
- 人材のプールと再挑戦の仕組み
- 候補者を任用する
- 修羅場を経験させる
- 中小企業では試験的な任用は困難
- 若手選抜者の任用
- 既存の人事制度や育成体系との関係
- 社外MBAの活用
- 第3章 育成プログラムの基本設計
- 育成プログラムの設計
- 育成目的・コンセプト
- 育成領域・科目ー役割行動、経営知識、資質・意欲
- 重要度と充足度で焦点を絞る
- ストーリーを考える
- 進め方ーOJT、Off-JT、自己啓発の組み合わせ
- 期間・実施回数
- プログラム構築の留意点
- 育成プログラムの例
- 教育団体・講師の選定
- プロポーザルとコンペ
- 教育団体・講師の選定基準
- 教育団体・講師の活用
- 教育費用
- 情報提供と守秘
- 第4章 資質・意欲ー人を見て人が付いてくる
- すべてのベースとなる資質・意欲
- 資質と意欲を高める研修
- 経営人材に必要な資質
- 経営人材の役割
- 資質の自己確認
- 資質を研鑽する
- 大局観を鍛える演習
- 演習テーマの選定
- 経営人材にとっての思考のあり方
- 胆力と成熟を高めるには
- 意欲とは、無私の意欲
- 経営者が意欲について語る
- 経営を“わがこと”と捉える
- 決断と事業価値基軸
- 事業価値基軸形成の演習
- 今後の目標形成
- 第5章 経営知識の習得ー良い理論ほど実践的なものはない
- 広く応用できる経営知識
- T字型の幅広い知識
- 経営知識の学習方法
- 集合研修のスタイル
- ケースメソッドとは?
- ケースメソッドはなぜうまく行かないのか?
- 企業研修での制約
- 教育目的の明確化
- プログラム設計
- 使用ケースの選定
- 受講者の事前ケース学習
- 事前の理論学習
- 事前準備・当日準備
- クラスの進行
- 導入:テーマ・問題・概要の提示
- 受講者への質問
- ディスカッション
- 理論・背景知識の説明
- 論点の整理
- グループワーク
- ケースのまとめ
- 「自社への適用」を組み入れる
- 「自社への適用」の進め方
- 「自社への適用」での教育スタッフの留意点
- 受講者の評価
- 文献学習がより望ましい
- 文献学習の進め方
- 第6章 役割行動ー決める、導く
- 役割行動を学ぶ
- アクションラーニングによる実践学習
- アクションラーニングの特徴
- 育成目標を決める
- アウトプットのレベルを決める
- 実施期間・スケジュールの設定
- アクションラーニングの実施プロセス
- テーマ設定が最重要ポイント
- テーマの決め方
- 事前レポート
- まず大くくりのテーマを決める
- チーム編成
- 経営環境の分析とビジョン・経営目標の確認
- 検討テーマの確定
- 活動計画の策定
- チームの検討活動
- 活発なチーム活動を行うには
- 中間報告
- 最終報告会
- 学習の振り返り
- 事後フォロー
- ファシリテーターを活用する
- ファシリテーターの選定
- 社外ファシリテーターとの連携
- アクションラーニング実施の留意点
- 個人課題への展開
- 第7章 経営人材育成プログラムの実際
- 成功事例に学ぶ
- 日星電気の概要
- 経営人材育成プログラム導入に至るまで
- 経営人材の目標形成
- 育成プログラムの構築
- 準備期間1年目(2008年)
- 準備期間2年目(2009年)
- 本教育1年目(2010年)
- 本教育2年目(2011年)
- 受講者の任用
- 第2期実施へ
- 中堅企業でも実施できる
- ポイント1 目標とコンセプトを明確にし、一貫させる
- ポイント2 時間を掛けてじっくり育てる
- ポイント3 基本から応用へ、さらに任用まで組み込む
- ポイント4 プログラムを磨き上げていく
- ポイント5 受講者の自主性を引き出す
- ポイント6 経営陣と部門長が深く関与する
- ポイント7 教育スタッフの熱意、コミットメント
- ポイント8 教育団体・講師と緊密に連携する
- おわりに
- 参考文献
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