多様な働き方に対応した労使協定のつくり方

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多様な働き方に対応した労使協定のつくり方
立ち読み

人事管理を円滑に行うためには、労働組合の理解と協力が必要不可欠です。新しい制度を導入したり、既存の制度を変更したりする場合には、その必要性と内容を労働組合に説明し、合意内容を労使協定として取りまとめたうえで実施に移すことが望ましいでしょう。トラブルの事前の予防策としても、労使協定はとても重要です。
本書では、これまで多くの企業で締結されてきている給与の支払いや労働時間に関する労使協定にとどまらず、近年増加しているテレワーク(在宅勤務)や副業・兼業(サイドワーク)などの多様な働き方に対応するための労使協定を多数解説し、協定例を紹介しています。また、経営環境が変化するなかで、業績不振時の対応等についても労働組合と事前に協定を結ぶことが望ましいことがらについても、協定の作り方を解説し、協定例を掲載しています。
経営者の方々と労働組合幹部の方々の双方にとって役立つ内容です。

■荻原 勝 著
■A5判/306頁
■税込価格 3,080円
■ISBN 978-4-86326-363-5 C2034
■発行日 2023年7月6日

 

目次

  • 第1章 給与に関する労使協定
  • 第2章 多様な働き方に関する労使協定
  • 第3章 労働時間の管理と時短に関する労使協定
  • 第4章 年休・特別休暇に関する労使協定
  • 第5章 出向・定年・再雇用に関する労使協定
  • 第6章 フリーランス・業務委託に関する労使協定
  • 第7章 海外出張・海外駐在に関する労使協定
  • 第8章 不正防止と懲戒に関する労使協定
  • 第9章 業績不振対策に関する労使協定
  • 第10章 大地震対策に関する労使協定
  • 第11章 その他の労使協定

著者紹介

■荻原 勝(おぎはら まさる)・・・東京大学経済学部卒業。人材開発研究会代表。経営コンサルタント。主な著書に『選択型人事制度の設計と社内規程』『改訂版執行役員制度の設計と運用』『コロナ禍の社内規程と様式』『改訂9版 会社規程総覧』『経営管理規程とつくり方』(以上、経営書院)など多数。

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