人事
採用新卒がすぐに辞めない採用方法
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採用立ち読み |
日本では、少子高齢化が叫ばれて長い年月が経ち、特に中小企業や不人気業種などでは、若手社員の人材不足が深刻で、また採用してもすぐに辞めてしまうという悪循環が続いています。本書は、採用選考時から人材育成は始まっているとの考えに立ち、ディスカッション面接を人材育成の始まりとし、内定から入社までの間に、学生の意識改革をしてから採用することによって、企業理念の浸透、離職率低減、人材不足解消、コミュニケーションの活性化などの経営課題まで解消する方法を解りやすく、簡単に仕組化できるノウハウを展開し、解説しています。 ■白根 敦子・著 |
目次
- はじめに
- あなたの会社の取り組みをチェックしましょう
- 第1章 新卒採用を取り巻く環境
- 経済状況と2020年以降の展望
- 新卒3年以内の離職率
- 学生と社会人とのギャップの大きさ
- 学生と働く意識、現場のギャップ
- 第2章 十年一日のごとき採用プロセスの現状(じゅうねん いちじつ 長い年月の間変化しないで同じ状態であること)
- 2~3年で代わる採用担当者
- 面接選考だけでは見抜けない力
- 能力適性テスト結果によって、欲しい人材を取り逃がしている
- 会社説明会で美辞麗句を並べ立ててはダメ
- 離職者予備軍をつくるのは企業の十年一日のごとき採用プロセスにある
- 第3章 企業が正規社員に求める責務
- 正規社員と非正規社員の違い
- 整理解雇四要件
- 正社員にも二種類あり
- プロパー社員は辞めたら大損
- 非正規社員は五種類あり
- 第4章 若手社員の就労意識調査にヒントを探す
- 「仕事はお金を得るための手段である」を考える
- 「面白さや、やりがいを感じる仕事がしたい」について考える
- 正社員はすぐに人の上に立つ
- 意識変革を図り真のコミュニケーション力の有り無しを見極める場をつくる
- 第5章 意識改革のためのグループディスカッションの実施要領とテーマ
- グループディスカッション実施要領
- 「仕事はお金を得るための手段である」をまっとうな考え方に変えるテーマは?
- 楽しんで就活している者達の特徴
- 面白さや、やりがいを感じる仕事がしたい」を「・・・であるに越したことはない」に変えるテーマは?
- 現行の採用選考におけるグループディスカッションの 実態はどうか
- 第6章 グループディスカッション選考を成功させるコツ
- 手際よく運営し所期の成果を上げるためのツール
- 就活とは「だれが何をすることか」を理解させるツール
- やりたくない仕事を命じられたらどうするかを理解させるツール
- テーマ1「なんのために働くか」総括のための講評のコツ
- テーマ2「やりたくない仕事を命じられたらどうするか」総括のための講評のコツ
- 第7章 グループディスカッション評価表づくり
- 評価項目
- 評価項目ごとの主たる着眼点
- 総合的判定のポイント
- 姿勢総合評価をもって採否総合判定とする
- 合格者数確保のために評価枠を拡大する
- 第8章 グループディスカッションは選考の場であるが、人材育成の場でもある
- グループディスカッションを人材教育の場とすれば一石二鳥
- グループディスカッション テーマ1の講評で意識改革を図るやり方とは
- 金や福利厚生制度への関心が強い者を意識改革する
- プロパー正社員には「雇用のミスマッチ」がないと認識させる意識改革
- 信頼されるリーダーになるために言動と仕事ぶりに対する意識改革
- 第9章 能力適性テストを自前でつくる
- 社会人基礎力とは
- (参考)「求める人材像」と社会人基礎力との関係(12の能力要素)
- 取り組むべき課題
- 社会人基礎力の内容
- 能力適性テストを自前でつくる:その1「社会人基礎力」を「見える化」する
- 能力適性テストを自前でつくる:その2「職業適性」を「見える化」する
- 第10章 内定者教育によって意識の高い即戦力のプロパー正社員をつくる
- 三次選考・四次選考において意識改革の高揚と持続を図る
- 志望動機の書き方指導は採用担当者の責務
- 均一なレベルに揃えるための内定者教育
- 内定者教育のカリキュラムを考える
- 内定者教育の成果を確実なものとする世話役制度
- 第11章 ビジネス・コーチ養成とコーチング概論
- コーチングとは
- 今、なぜコーチングなのか
- マネジメントスタイルの変化
- コーチングの構造
- ビジネス・コーチ養成(世話役の養成)
- あとがき
- 著者プロフィール
著者紹介
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日本では、少子高齢化が叫ばれて長い年月が経ち、特に中小企業や不人気業種などでは、若手社員の人材不足が深刻で、また採用してもすぐに辞めてしまうという悪循環が続いています。本書は、採用選考時から人材育成は始まっているとの考えに立ち、ディスカッション面接を人材育成の始まりとし、内定から入社までの間に、学生の意識改革をしてから採用することによって、企業理念の浸透、離職率低減、人材不足解消、コミュニケーションの活性化などの経営課題まで解消する方法を解りやすく、簡単に仕組化できるノウハウを展開し、解説しています。 ■白根 敦子・著 |