人事
採用良い人材を確実に採用し定着させるポイント
人事
採用立ち読み |
良い人材を確実に確保するためには、長期的な視野で社員を大切にする企業になる事が必要です。また、これまでの採用手法や採用業務を見直し、自社が必要とする人材に向けて的確にメッセージを送り、採用業務を通じて応募者の気持ちを自社に向けさせることが大切です。本書では、良い人材を採用し定着させるための手法について、すぐに実践できる内容を多く盛り込み解説しています。 ■谷所健一郎・著 |
目次
- はじめに
- 第1章 採用体制を強化する
- 1.人材が経営に及ぼす影響を認識する
- 2.企業が選ばれている認識を持つ
- 3.営業担当者の視点を持つ
- 4.慣習に捉われない採用手法を検討する
- 5.経営者自ら率先して採用活動をおこなう
- 6.自社の特徴・独自性を明確にする
- 7.自社の魅力をリサーチする
- 8.他社の求人内容を検証する
- 9.他社にない魅力を伝える
- 10.求職者に存在価値をイメージさせる
- 11.キャリアパスを構築する
- 12.ターゲットに向けて求人をおこなう
- 13.採れないという言い訳をしない
- 14.改善事項を後回しにしない
- 15.できない採用担当者の特徴
- 16.良い人材の採用は採用担当者の影響が大きい
- 17.採用担当者の資質
- 18.採用力強化ポイント
- 第2章 固定観念に捉われない採用
- 1.柔軟な発想で採用をおこなう
- 2.第二新卒を採用する
- 3.中高年を採用する
- 4.再就職希望者を採用する
- 5.パートタイマーを採用する
- 6.未経験者(中途採用)を採用する
- 第3章 新卒採用の効果的な求人方法
- 1.新卒学生の傾向を理解する
- 2.学校と連携を強化する
- 3.求人サイトを活用する
- 4.人材紹介会社を活用する
- 5.アルバイトで接触する
- 6.食事会で本音を探る
- 7.SNS を活用する
- 第4章 中途採用の効果的な求人方法
- 1.転職希望者の傾向を理解する
- 2.求人サイトを活用する
- 3.人材紹介会社を活用する
- 4.ハローワークを活用する
- 5.転職イベントを活用する
- 6.採用体制・求人方法(まとめ)
- 第5章 良い人材を見極める
- 1.優秀な人材が自社にとって良い人材とは限らない
- 2.見極めるうえで大切なこと
- 3.人間性で大切な4つの視点
- 4.EQ を見極める
- 5.職務能力(適性)と人間性を見極める
- 6.年代別見極めポイント
- 7.コンピテンシーモデルを検証する
- 8.適性検査を活用する
- 9.応募者の気持の変化を見極める
- 10.採用していい人・いけない人
- 第6章 書類のチェックポイント
- 1.エントリーシートのチェックポイント(新卒採用)
- 2.履歴書のチェックポイント
- 3.職務経歴書のチェックポイント(中途採用)
- 4.作文と書類送付から人間性を見極める
- 第7章 面接のチェックポイント
- 1.面接で見極める3つのポイント
- 2.面接官と応募者の関係
- 3.好感が持たれる面接官
- 4.問題点・改善点も説明する
- 5.面接官の陥りやすい傾向
- 6.応募者の嘘を見抜く
- 7.表情・語調・態度から見極める
- 8.定番質問の回答から見極める
- 9.定番質問以外の回答から見極める
- 10.応募者の質問から見極める
- 11.面接のチェックポイント
- 12.良い人材を採用する面接ポイント
- 13.良い人材を見抜くポイント(まとめ)
- 第8章 内定者をフォローする
- 1.提出書類で事実を確認する
- 2.内定者フォローを怠らない
- 3.雇用契約書について
- 4.内定後の迷いを払拭する
- 5.内定者研修(新卒)で引き付ける
- 6.内定者の報告内容を読み取る(新卒)
- 7.内定辞退者の対応
- 8.入社日は全社員で歓迎する
- 第9章 新入社員を定着させる
- 1.新入社員が定着するポイント
- 2.配属後も定期的にフォローする
- 3.ブラザー・シスター制度を活用する
- 4.モチベーションを高める方法を実践する
- 5.スキルを高める方法を実践する
- 6.新入社員を定着させる方法(まとめ)
- あとがき
はじめに
はじめに
応募者が集まっても自社で必要な良い人材を採用できなければ、採用は成功したとは言えません。労働人口が減少している時代では、今後益々良い人材を採用することは難しくなります。人が集まらないと嘆いているだけでは、いずれ企業は人材が原因で衰退していきます。
良い人材を確実に確保するためには、これまでの採用手法や採用業務の捉え方を見直し、攻めの求人活動をおこなう必要があります。
定着率が悪く社員のモチベーションが低い企業がありますが、良い人材を採用できないことで社員の負担が増加し、負のスパイラルに陥っているのです。
良い人材を確保するためには、社員の労働環境やモチベーションを高めるための仕組み作りも大切です。「去る者追わず来るもの拒まず」といった経営者がいますが、経営者自ら採用について真摯に取り組み社員のモチベーションを高めていく姿勢がなければ、来るものも来ない状況になります。
人は、ロボットと違い感情があります。採用段階で応募者の気持を自社に向けさせて企業の一員として頑張りたいという気持にさせなければ、良い人材は採用できません。厳しい上から目線の採用だけでは、応募者の気持は動かないのです。応募者は、求人情報だけでなく採用担当者の説明、態度、表情から、自分にふさわしい企業かどうかを見極めているので2す。
売り手市場だから求職書の要望に妥協するという考えではなく、売り手、買い手市場といった状況に関わらず、長期的な視野で社員を大切にする企業でなければ、良い人材は採用できないのです。
私は、約20年間の人事経験から多くの応募者を面接し採用してきましたが、妥協して採用したときは、採用はできても入社後活躍できる人材にはならず、辞めていくケースが多くありました。
採用業務は、応募者の将来を担っているだけでなく、社員一人の生涯賃金を考えれば、億の買い物をすることになる重要な業務なのです。時代と共に企業が変わるだけでなく、求職者の志向や価値観も変化しています。企業の一方的な価値観や要求を押し付けても良い人材は採用できません。自社が必要とする人材に向けて的確にメッセージを送り、採用業務を通じて応募者の気持を自社に向けさせることが大切です。
本書では、採用体制の在り方、求人募集方法、応募者の見極め方、内定者フォロー、さらに新入社員の育て方まで、良い人材を採用し定着させるための手法について、すぐに実践できる内容を多く盛り込み書かせていただきました。
本書を活用し良い人材を採用してください。
谷所 健一郎
応募者が集まっても自社で必要な良い人材を採用できなければ、採用は成功したとは言えません。労働人口が減少している時代では、今後益々良い人材を採用することは難しくなります。人が集まらないと嘆いているだけでは、いずれ企業は人材が原因で衰退していきます。
良い人材を確実に確保するためには、これまでの採用手法や採用業務の捉え方を見直し、攻めの求人活動をおこなう必要があります。
定着率が悪く社員のモチベーションが低い企業がありますが、良い人材を採用できないことで社員の負担が増加し、負のスパイラルに陥っているのです。
良い人材を確保するためには、社員の労働環境やモチベーションを高めるための仕組み作りも大切です。「去る者追わず来るもの拒まず」といった経営者がいますが、経営者自ら採用について真摯に取り組み社員のモチベーションを高めていく姿勢がなければ、来るものも来ない状況になります。
人は、ロボットと違い感情があります。採用段階で応募者の気持を自社に向けさせて企業の一員として頑張りたいという気持にさせなければ、良い人材は採用できません。厳しい上から目線の採用だけでは、応募者の気持は動かないのです。応募者は、求人情報だけでなく採用担当者の説明、態度、表情から、自分にふさわしい企業かどうかを見極めているので2す。
売り手市場だから求職書の要望に妥協するという考えではなく、売り手、買い手市場といった状況に関わらず、長期的な視野で社員を大切にする企業でなければ、良い人材は採用できないのです。
私は、約20年間の人事経験から多くの応募者を面接し採用してきましたが、妥協して採用したときは、採用はできても入社後活躍できる人材にはならず、辞めていくケースが多くありました。
採用業務は、応募者の将来を担っているだけでなく、社員一人の生涯賃金を考えれば、億の買い物をすることになる重要な業務なのです。時代と共に企業が変わるだけでなく、求職者の志向や価値観も変化しています。企業の一方的な価値観や要求を押し付けても良い人材は採用できません。自社が必要とする人材に向けて的確にメッセージを送り、採用業務を通じて応募者の気持を自社に向けさせることが大切です。
本書では、採用体制の在り方、求人募集方法、応募者の見極め方、内定者フォロー、さらに新入社員の育て方まで、良い人材を採用し定着させるための手法について、すぐに実践できる内容を多く盛り込み書かせていただきました。
本書を活用し良い人材を採用してください。
谷所 健一郎
著者紹介
関連書籍
ご購入はこちら
良い人材を確実に確保するためには、長期的な視野で社員を大切にする企業になる事が必要です。また、これまでの採用手法や採用業務を見直し、自社が必要とする人材に向けて的確にメッセージを送り、採用業務を通じて応募者の気持ちを自社に向けさせることが大切です。本書では、良い人材を採用し定着させるための手法について、すぐに実践できる内容を多く盛り込み解説しています。 ■谷所健一郎・著 |