人事
賃金・賞与・退職金改訂版 サッと作れる小規模企業の賃金制度
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賃金・賞与・退職金立ち読み |
小規模企業の経営者は従業員の給料をいくらにするべきか悩み、何となく決めてきたのが現状ではないかと思います。2018年「働き方改革関連法」が成立し、小規模企業においても残業規制・同一労働同一賃金など賃金管理について適切な対応をしないと、迫り来る人手不足に対応できなくなります。本書は法改正をふまえて、世間相場連動型基本給という概念に基づいた、シンプルな賃金制度を用いることによって、簡単に賃金制度を作成でき、自信を持って従業員に給与を支払える仕組み作りを紹介しています。 ■三村 正夫・著 |
目次
- 序章 小規模企業の働き方改革どうすればいいのか?
- 小規模企業にとって働き方改革とは、
- 残業規制・同一労働同一賃金・迫りくる人手不足あなたの会社はどうしますか?
- 第1章 10人未満の会社 賃金表は果たして必要か?
- 賃金とはそもそも何か?
- 労働基準法からみた賃金
- 小規模企業で自社の賃金を、戦略的に考えて決めている社長はどれくらいいるか?
- 経営全体のなかでの賃金制度のウエイト付け
☆5分ノート まとめ
- 第2章 社長さん、ズバリ社員の給料である基本給の決め方
- 社長は給料を決める際、何にこだわるか?
- 職安の情報や、なんとなくで決めてはいけない
- 世間相場連動型基本給を考える!
- 社長の経営戦略から、世間相場連動型基本給からのプラス・マイナスを考える
☆5分ノート まとめ
- 第3章 基本給以外のその他手当の決め方
- そもそも手当とはなにか?基本給に含めていいのでは?手当ってどんなものがあるのか?
- 手当は基本給を補佐するもの。社長の心が表現しやすい
- 手当は改正しやすい。労働基準法でいうところの不利益変更に該当しにくい
- マズローの欲求5段階説からみた賃金制度
☆5分ノート まとめ
- 第4章 基本給・手当が決まったら、手取りでいくらになるかも考える
- バカにならない社会保険料
- 残業代も考えるべきかどうか
- 給料に含めるか、実費弁償で費用として処理するかも考える
☆5分ノート まとめ
- 第5章 社長の役員報酬や、各種保険の加入の選択
- 社長は役員報酬をいくらもらっているか? 従業員は気にするもの
- 100万円以上の役員報酬をとるのであれば、第二の給与「役員保険」も検討する価値はある
- 従業員給与と役員報酬合計で、売上の何パーセントになるか?
- 労務比率を考え、社長は賃金制度を決めるべき
☆5分ノート まとめ
- 第6章 日常の賃金制度の運用
- 給与締め切りと支払日をいつにするか?社長が一番偉くなれる日
- 給与明細の工夫
- 給与は直接現金払いか、銀行振り込みか
- 賞与の支払い方
☆5分ノート まとめ
- 第7章 基本給の年代別のポイント
- 20代の賃金
- 30代の賃金
- 40代の賃金
- 50代の賃金
- 60代の賃金(60歳再雇用者の賃金の決め方)
- 採用から定年までの賃金の動き
- 中途採用者の方の賃金
- 時給・日給制の方の決め方
- 賃金センサスのその他の活用の仕方
☆5分ノート まとめ
- 第8章 退職金は必要か
- 退職金も大企業と中小企業では大きな開きがある。その差をご存知ですか?
- 退職金も賃金制度の一部として考える
- 中小企業退職金共済制度か保険会社の退職金制度か?
☆5分ノート まとめ
- 第9章 労務トラブルにならないための賃金計算
- 残業代が正しく支払われていないといわれ、未払い残業代を支払えとある日突然いわれる
- 日常の労働時間管理、ダラダラ残業はさせない
- 住民税は普通徴収にする
☆5分ノート まとめ
- 第10章 賃金制度で決めたことを文書化する(伝説の賃金制度)
- 文書化することにより、言った言わないのトラブルを防止する
- 伝説の賃金制度とこの制度を命名する
- 文書化することで、会社が大きくなっていったとき、総務担当の従業員に教育がしやすい
☆5分ノート
- まとめ
- 巻末資料
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小規模企業の経営者は従業員の給料をいくらにするべきか悩み、何となく決めてきたのが現状ではないかと思います。2018年「働き方改革関連法」が成立し、小規模企業においても残業規制・同一労働同一賃金など賃金管理について適切な対応をしないと、迫り来る人手不足に対応できなくなります。本書は法改正をふまえて、世間相場連動型基本給という概念に基づいた、シンプルな賃金制度を用いることによって、簡単に賃金制度を作成でき、自信を持って従業員に給与を支払える仕組み作りを紹介しています。 ■三村 正夫・著 |