人事
賃金・賞与・退職金賃金決定の基礎知識
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賃金・賞与・退職金立ち読み |
長年賃金についてコンサルや講演、執筆等で活動してきた著者が、賃金に関する基礎的な知識とそれを理解するための用語の解説、現在における賃金の状況と問題点、これからの賃金のあり方、そして実務的な問題点をQ&Aとしてまとめています。この一冊で現在の賃金問題を把握することが出来る内容となっています。 ■武内 崇夫・著 |
目次
- はしがき
- 第1章 基礎知識編
- 第1節 賃金とは何か
- 賃金とは何か
- 人事管理の狙いと賃金
- 第2節 賃金問題の3つのポイント
- 賃金管理の要件
- 3種類の賃金
- 目的に応じた使い分け
- 第3節 賃金体系のあり方
- 能力主義と成果主義
- 能力基準と仕事基準の賃金
- 能力主義賃金のカーブと問題点
- 第4節 賃金の高さの判断
- 賃金統計との比較
- 生計費統計との比較
- 準拠指標
- 第5節 基本給と手当
- 基本給と手当の関係
- 基本給の構成
- 手当のあり方
- 第6節 賃金カーブの修正
- これまでの賃金カーブの特徴
- 賃金体系の変更
- 賃金表による管理
- 第7節 昇級とベアの違い
- 賃上げの中身
- ベアと昇給の性格と機能
- 昇給と定昇
- 第8節 定期昇給の性格と機能
- 定期昇給の特徴
- 昇給と定昇の違い
- 定昇の目減りとは
- 第9節 賃金表の種類と特徴
- 賃金表の必要性と2つのタイプ
- レンジシートの3つのタイプ
- 4つの賃金表・・・その性格と機能
- 第10節 賃金の支払い形態
- 賃金の支払い形態とは
- 支払い形態はどうして決まるのか
- 月給制が一般的だが
- 第11節 賃金と人事考課
- 賃金決定と人事考課の関わり
- 人事考課の仕組みと処遇の関係
- 相対区分と絶対区分
- 第12節 賃金と賞与・一時金
- 賞与・一時金の性格
- 業績連動賞与
- 成果配分賃金
- 第13節 賃金と退職金
- 退職金の役割と課題
- ポイント制退職金
- 前払い退職金
- 第1節 賃金とは何か
- 第2章 用語解説編
- ■賃金と給料
- ■賃金と俸給
- ■能力と実力
- ■平均と中位数
- ■基本給と手当
- ■所定内賃金と基準内賃金
- ■ベアと昇給
- ■定昇延期と定昇中止
- ■評価と査定
- ■賃率と賃上げ率
- ■人事管理と労務管理
- ■平均賃金と個別賃金
- ■年齢給と年功給
- ■能力主義と成果主義
- ■昇格と昇進
- ■相対考課と絶対考課
- ■成績と業績
- ■モデル賃金と実在者賃金
- ■賞与と一時金
- ■付加価値と経常利益
- 第3章 政策編
- 第1節 同一労働同一賃金の実現
- 第2節 65歳定年時代の人事・賃金政策
- 第3節 成果主義(仕事基準賃金)導入の要件
- 賃金決定の3要件
- 能力主義と調和した成果主義を
- ステージ別の賃金体系を
- 第4節 職種別賃金導入の条件
- 職種基準の賃金決定
- 職種別のスキル基準と賃金水準
- 職種別賃金体系の設計
- 労働市場の変化と職種別賃金
- 第5節 家族手当の見直し
- 第6節 賃金カーブの修正
- 第7節 女性の積極活用策
- 第8節 初任給政策のあり方
- 第4章 実務編Q&A
- 中途採用者の賃金の決め方
- 役割給の導入と設計上の留意点
- 男女間の賃金格差を是正するには
- 賃金カーブを早期立ち上げに修正し、中だるみの是正を図りたい
- 手当の廃止に伴う原資はどう取り扱うべきか
- 賞与を計算する際の賃金に手当は含めるべきか
- 賃金体系を変更せず、定昇額を見直す場合の賃金表改定のポイント
- パートタイマーの賃金決定ルールを定めたい
- 個別賃金交渉の手順と留意点
- 住宅手当の廃止と基本給への吸収方法
- 賃上げと生産性の考え方とその指標
- 家族手当の見直しの背景と今後の方向
- 人事院標準生計費を賃金分析に利用する場合の留意点
- 公的資格保有手当の整理
- パートと正社員の均衡処遇を図るには
- 職能資格の増設に伴う移行格付け・賃金レンジの調整の仕方
- 第5章 随想編(賃金雑感)
- 賃金の社会性
- 手当は本当に必要か
- 初任給決定の今昔
- 賃金体系に絶対的成功モデルはない
- 賃金意識を変える
- 賃金の支払い形態について
- 賃金は人材への投資
- 日本の人事を一字で表すと
- 社員区分の多様化と処遇
- 人口減社会の採用事情
- 評価制度の納得性
- 職能資格制度は年功制度か
- 年功に対する誤解
- 人手不足時代の人事戦略
- 基礎研究(知識)の重要性
- あとがき
著者紹介
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