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看護管理看護マネジメント21のチカラ ~看護管理者は病院変革のキーパーソン~
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看護管理立ち読み |
これからの時代の看護管理者は、ずっと活躍し続けることが期待されます。社会情勢が日々変化する中、人の価値観やニーズ、生活習慣まで多様化し、医療・看護の世界も時代と共に変化しています。従って、看護師は将来を見据えた変化とその対応が求められています。本書は、看護管理者としての役割を21項目に分けて、現場の経験から実践と理論をまとめました。看護管理者に昇進したとき、また看護管理につまずいている時に自身を振り返って一歩進める参考になります。 ■齋藤由利子 著 |
目次
- はじめに
- 私が歩んできた看護管理者の道
- 師長時代
- 管理師長(現在の副看護部長)時代
- 看護部長時代
- 副院長兼看護部長となって
- きわめたい看護管理能力
- 1 看護管理者の役割って、何?
- 私が大切にしていることは人間関係
- 活きた組織をつくる
- 組織目標達成に必要な目標管理
- 2 スタッフ時代に見えなかったこと
- スタッフは上司をどうみている?
- 看護管理者の醍醐味と面白さ ! !
- スタッフには見えにくい 3 つの管理業務
- ゆとり世代とさとり世代―ここが違う
- 3 どのようにモチベーションを上げる !? (1)
- モチベーションとは
- 私の体験的モチベーション変化
- 外発的動機づけと内発的動機づけ
- 「期待」を言葉に
- 動機づけ要因でモチベーションアップを
- 4 どのようにモチベーションを上げる !? (2)
- 若者の会社選択理由は?
- マズローの説いた欲求 5 段階説とは
- やる気を引き出すには双方向のコミュニケーションを
- 5 病院 / 看護部の方針管理と目標管理
- 人生いろいろ、管理手法もいろいろ
- 目標管理は人材マネジメントのカギ
- 部下に寄り添う目標面接
- 計画立案に関わる PDCA を支援する
- 目標達成に向けた連携を
- 6 必要な看護マネジメントとは
- 管理とマネジメントの違い
- 看護管理者に求められるマネジメント
- 課題解決の委員会から役割を果たすナース会へ
- 7 業務改善、変革への挑戦 !!
- 自部署における課題をどう捉えるか
- BSC で病院を変えられると直感
- 事務部長を巻き込み BSC 導入につなげる
- 「BSC 作成合宿」が動機づけに
- クルト・レヴィンの変革理論
- 人は納得しないと行動を起こさない
- 8 交渉力をグンと伸ばそう!
- 交渉に必要な能力とは
- 交渉は双方のコミュニケーションから
- ハーバード流交渉術の 4 つの基本点
- 交渉の準備と手順
- 9 医師や他職種、部下との交渉の秘訣!
- 緊急ではないが、重要なことに集中するために
- 医師との交渉の仕方
- 他職種との交渉の仕方
- 分配型交渉と統合型交渉
- 部下との交渉の仕方
- 10 キャリア開発をどう支援するか
- 部下がなかなか育たない
- 看護師としてのキャリア
- 入職 3 年目までの成長は上司次第
- 成長度に合わせてスタッフを支援する
- 中堅看護職のキャリア支援
- 11 主任を育て、共に成長しよう
- 主任はスタッフと共に看護を「楽しむ」
- 師長と主任に期待されるパーソン・イメージ
- 師長から主任への支援
- 主任と共に努力し、成長するために
- 12 安全管理・業務管理そして人材管理
- 看護管理者としての「三大管理」業務
- 安全管理の原点は当たり前のことを、当たり前にやること
- 業務管理はケアの質のマネジメント
- 最も重要な「ヒト」の管理
- 13 目指すべきタイム・マネジメント
- 24 時間 365 日『時間』は誰にでも平等
- 『時間』は最も希少な資源
- 自分に合ったタイム・マネジメントのスタイルを探そう
- 『時間』をつくる
- タイム・マネジメントが上手な人、下手な人
- 業務改善の仕組みづくりが「タイム・マネジメント」
- 14 入退院支援を再考する
- 重要性を増す入退院支援
- 看護部権限のベッドコントロール
- 入退院支援・調整は看護の集大成
- 今、求められるベッドコントロール
- 15 期待される看護管理者のリーダーシップ
- 「リーダーシップ」は誰にでも必要
- リーダーシップを発揮するために
- 「人」と「問題」を分離することが問題解決の鍵 !!
- 看護管理者に必要な「情熱」
- 16 組織力を高めよう
- そもそも「組織」とは、何?
- 「遂行能力」×「戦略能力」
- 信頼関係の構築には対話が必要
- アンゾフの意思決定論
- 意志決定に求められる能力
- 17 多職種協働のマネジメントとは
- 超高齢社会ではチーム医療が不可欠
- 看護師は「チーム医療のキーパーソン」
- 多職種間の調整と部下の役割支援
- 情報や方針の共有を図るためのコミュニケーション
- 話し合いの前には事前の準備が重要
- 18 経営参画と看護管理指標
- 看護管理者が経営に参画する時代
- 現状の環境を捉える SWOT 分析
- 外部環境を分析する PEST 分析
- クロス分析はミッション・ビジョンに基づく
- 組織のパワーは看護管理者から
- データを意識的に活用する
- 19 最大の仕事は人材育成
- 「気づき」を促す関わりをタイミングよく
- 研修の成果は「行動変容」
- 学んだらアウトプットを
- 部下に考えさせる
- 20 すべてはコミュニケーションから
- 信頼関係の基盤はコミュニケーション
- コミュニケーション力は患者満足度に影響
- 関係性の質を上げること
- 相手に伝わるコミュニケーション
- 21 すてきな看護管理者になるために
- 挑戦する力と継続する力 190 すてきな看護管理者とは?
- 看護管理者に重要なヒューマン・スキル
- コンセプチュアル・スキルを磨き、活きた組織をつくる
- 時間はすべてに関わる
- 今を全力で !!
- 1 看護管理者の役割って、何?
著者紹介
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これからの時代の看護管理者は、ずっと活躍し続けることが期待されます。社会情勢が日々変化する中、人の価値観やニーズ、生活習慣まで多様化し、医療・看護の世界も時代と共に変化しています。従って、看護師は将来を見据えた変化とその対応が求められています。本書は、看護管理者としての役割を21項目に分けて、現場の経験から実践と理論をまとめました。看護管理者に昇進したとき、また看護管理につまずいている時に自身を振り返って一歩進める参考になります。 ■齋藤由利子 著 |