賃金分析と活用セミナー
~賃金交渉に必要な基礎知識と分析、交渉準備~

人事

人事・賃金・人事考課セミナー・録画
このセミナー・録画のポイント
  • 賃金交渉に必要な知識を基礎から学ぶことができます。
  • 2020春闘に向けて、交渉の準備を進めることができます。
開催日 2019年10月24日(木)〔10:00~16:30〕
2019年10月25日(金)〔10:00~16:30〕
会場 御茶ノ水トライエッジカンファレンス
住所:東京都千代田区神田駿河台4-2-5 御茶ノ水NKビル(トライエッジ御茶ノ水)11F  TEL:03-5289-0177
〔JR御茶ノ水駅より徒歩3分、東京メトロ新御茶ノ水駅より徒歩2分〕
参加対象 人事・総務部の担当者、労働組合の担当者
参加費 会員:54,000円(税込)
一般:60,000円(税込)
※参加費用にはテキスト代、昼食代、消費税を含みます。
※会員とは産労総合研究所発行の定期刊行誌8誌(申込書参照)いずれかのご購読者。
賃金分析と活用セミナー ~賃金交渉に必要な基礎知識と分析、交渉準備~

セミナー・録画の特徴

 人材がいかに力を発揮し、いかに定着してくれるか――人事・賃金制度の役割は、ますます重要になってきています。人事・賃金実務に携わる労使担当者の方々には、人材の需要と供給、労働への価値観、仕事の変化、経営状況など、様々な環境変化に適応できる自社の将来を見据えた人事・賃金制度の設計・運用が求められています。そのためには、刻々と変わる自社賃金の現状と問題、そして何が課題なのかを正しく把握していなければなりません。
 本セミナーでは、まず賃金決定、賃金交渉にかかわる時に必要な基礎知識(用語・仕組み)を学びます。誤った理解、あやふやな理解がないよう丁寧に解説します。そのうえで、賃金分析の基礎、考え方、分析方法について学びます。自社の賃金構造から分析できる実際例を紹介するとともに、その分析から「わかること、課題と思われること、賃金交渉の対象になりそうなこと」を考えます。また、賃金分析だけでは“見落とされる課題”について、実際の企業事例を題材に、グループワークを通じてその解決への手がかりやハウツーを学びます。最後に、2020年労使交渉に影響のありそうな労働環境の変化、見通し、これから始める労使交渉準備について解説します。
 新任の労使担当者、賃金分析を活用し課題を明らかにしたい方、労使交渉の準備を始める担当者に最適のセミナーです。


講義内容

10月24日(木)10:00〜16:30

10月25日(金)10:00〜16:30

Ⅰ)賃金決定にかかわるときに必要な基礎知識

(1)経営システムからみた人事制度の位置付け
(2)人事制度の基幹の仕組み
(3)人事制度本来の目的とはなにか

Ⅱ)賃金交渉の実務に必要な基礎知識

(1)人件費原資とはなにか
(2)賃金表とはなにか
(3)「賃上げ交渉」の対象となるものはなにか
(4)賃上げの方法には、どのようなものがあるのか
(5)「賃上げ交渉」の範囲は、千差万別
(6)典型的な3つの賃金制度と、その特徴

Ⅲ)自社賃金の実状把握の実際

(1)賃金交渉における賃金実状把握の目的
(2)賃金実状把握によく利用される情報・データ
(3)賃金実状把握の典型的な分析パターン

Ⅳ)賃金実状分析の落とし穴

(1)賃金の実状把握だけでは、見落とされる要素はなにか
(2)賃金交渉にあたり、賃金の実状以外に押さえておく要素

Ⅴ)2020年 賃金交渉への与件~労働環境と行政の変化が及ぼす賃金への影響

(1)労働環境の変化
(2)法改正と行政の動向(同一労働同一賃金/高齢者)
(3)自社のリスク判断と賃金へのインパクト

 


*社会情勢に合わせてプログラム内容を変更する場合があります。
*講義の進行によっては、順番が前後することもあります。

講師のご紹介

村越 雅夫(むらこし まさお)

村越 雅夫(むらこし まさお)

日本賃金研究センターコンサルタント。1957年生まれ。学習院大学法学部卒業。金融機関、医療関連製品メーカーを経て、1996年よりコンサルタント。人事・賃金制度、評価制度、目標管理制度、人材育成システム等の設計・運用支援、労使関係の課題解決支援、管理職のマネジメント研修、営業教育等のテーマを中心に企業指導・講演を行う。経営と実務家の視点に立った、わかりやすい語り口に定評がある。

ページトップへ