能力・実力主義の人事・評価制度セミナー
~働き方改革(働きがいの実現)と生産性向上(イノベーション)を見据えた~

人事

人事・賃金・人事考課セミナー・録画
このセミナー・録画のポイント
  • 人を活かし育てる能力・実力主義人事制度を学べます。
  • 野原講師最後の集大成セミナーです。
開催日 2018年5月23日(水)〔10:00~16:00〕
会場 厚生会館
住所:東京都千代田区平河町1-5-9  TEL:03-3264-1241
〔地下鉄麹町駅より徒歩3分〕
参加対象 人事・総務のご担当者、労働組合のご担当者
参加費 会員:27,000円(税込)
一般:30,000円(税込)
*参加費用にはテキスト代、昼食代を含む。
*会員とは産労総合研究所発行の定期刊行誌8誌いずれかのご購読者。定期刊行誌は申込書を参照してくだい。
能力・実力主義の人事・評価制度セミナー

セミナー・録画の特徴

 人口減少社会にあって、今ほど良い人材を組織が求めている時代はないでしょう。しかし、良い人材とは何でしょうか。わが組織にとっての良い人材像を、きちんと組織全体で共有し、そのような人材を育成し、活躍させているでしょうか。このところの度重なる法改正、さまざまな国の政策、利益配分を求める株主に応えることに忙しく、人事部や労働組合は、ひとりひとりの人間をみつめることを忘れてはいないでしょうか。
 人材を育成するための能力主義・実力主義の構築・運用は手間がかかりますが、今こそ、丁寧な人材育成、そのための処遇システムが求められています。本セミナーでは、加点主義人事制度の基本、職能資格制度の課題、評価制度運用のポイントなどを解説します。
 楠田丘に師事した講師の集大成といえるセミナーです。ぜひこの機会をお見逃しなくご参加ください。


講義内容

5月23日(水)10:00〜16:00

1. 成熟時代の人材戦略

(1)人口減少と高齢化そして多様化社会への対応
(2)働き方改革(働きがいの実現)と生産性向上(イノベーション)
(3)人事管理の理念と人間性尊重
(4)2つの人事基準(人間基準と仕事基準)の考え方とその特長

2. 人を育て活かす能力・実力主義
 ~人材投資なくして成果なし

(1)長期的視点に立った制度の構築と加点主義の重視
(2)能力主義の柱
人材開発ラダーの職能資格制度
(3)職能資格制度の問題点と改善点(ディクショナリ―、目標面接、評価とマルチキャリア開発、職種概念の導入)
(4)能力と実力のミスマッチへの対応
ダブルラダーの導入
(5)実力等級制度の導入
役割意識と成果責任そして処遇

3. 鍵を握る評価制度の拡充と整備

(1)目標面接とフィードバックの充実
個別管理の原点(職務の明確化と人材育成・職務改善、「職務調査と職務分析の違い」)
(2)評価制度の強化
理念とそのシステム、絶対評価の確立、評価の3つの判断基準、評価と査定「処遇への結び付け方」、考課者訓練のねらいと効果的進め方
(3)重要さを増す上司の人材マネジメント
役割(部門総括と部下掌握育成など)と人材要件(問題解決能力、コミュニケーション力、部下掌握育成力、人間性など)、さらにマネジメントに求められる、サイエンス(科学)だけでなく、クラフト(熟練)も、そしてリベラル・アーツ(教養)も。

4. その他、質疑応答

 


*社会情勢に合わせてプログラム内容を変更する場合があります。
*講義の進行によっては、順番が前後することもあります。

講師のご紹介

野原 茂(のはら しげる) 日本賃金研究センター 主任アドバイザー

野原 茂(のはら しげる) 日本賃金研究センター 主任アドバイザー

1942年長崎県生まれ。企業の実務家時代から楠田丘に師事し、1982年より現職。人事・賃金・教育などの幅広い分野で活動中。中小企業大学校講師(人事賃金管理担当)。『人事考課ハンドブック』、『人材評価着眼点シート』、『個を尊重する能力・実力主義の人材戦略』など著書多数。

ページトップへ