独自調査:飲みニケーションは好きですか?

人事

飲みニケーションは好きですか?
掲載している雑誌:

お酒を飲むのは好きだけど、職場の飲み会には参加したくない!?

人事労務分野の情報機関である産労総合研究所(代表・平盛之)は、このたび「飲みニケーションは好きですか?」 と題するインターネットリサーチを実施しました。

調査によると、お酒を飲むことが好きな人は5割程度いますが、職場の飲み会が好きな人は3割程度という結果となりました。
また、コロナ禍がおさまったあと、職場の飲み会に参加したいという人は3割弱にとどまりました。体質的にお酒が飲めない人も少なくないなか、「職場の飲み会」によるコミュニケーションの位置づけについて、改めて考えてみてもよいかもしれません。
調査は、20~60代の男女300人を対象に行い、会社員・アルバイト等・経営者・個人事業主やフリーランスの215人の回答について(無職・専業主婦(夫)を除いて)集計しています。
詳しくは、『人事実務』2021年1月号をご覧ください。

 

印刷用PDFのダウンロード

飲みニケーションは好きですか?
印刷用PDFのダウンロード

 

調査結果のポイント

1. お酒を飲むのは好きですか?

  • 職場に限らず、家族や友人との飲み会、一人飲みも含めて「お酒を飲むのは好きですか?」と尋ねたところ、「とても好き」26.5%、「どちらかというと好き」30.2%、「どちらかというと嫌い」21.9%、「とても嫌い」21.4%となりました。
    男女別、年代別にみると、50代男性は、お酒を飲むのが「とても好き」「どちらかというと好き」をあわせて8割近くにのぼり、他の年代性別よりも高い結果となりました。

2. 職場の飲み会は好きですか?

  • 「職場の飲み会は好きですか?」とたずねたところ、「好き」6.0%、「どちらかというと好き」25.1%、「どちらかというと嫌い」31.6%、「嫌い」37.2%となりました。「お酒を飲む」こと自体が好きな人は5割を超えますが、「職場の飲み会」が好きだという人は3割程度という結果となりました。
    「お酒を飲むのが好き」な人が多かった50代男性も、「職場の飲み会」となると、それほど好きではないという結果でした。

3. コロナ収束後、職場の飲み会に参加したいですか?

  • コロナの感染拡大がおさまった後、職場の飲み会(対面)があったら参加したいかどうかを尋ねたところ、「参加したい」8.4%、「どちらかというと参加したい」19.5%、「どちらかというと参加したくない」24.2%、「参加したくない」47.9%となりました。
    もともと、職場のみ会は(どちらかというと)嫌い、という人が7割程度でしたので、コロナが収束しても変わらないようです。

 

調査要領

【調査手法】 インターネットリサーチ(クロス・マーケティングセルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
【調査期間】 調査期間:2020年11月30日。
【調査対象】 20~60代の男女300人を対象に調査を行い、会社員・アルバイト等・経営者・個人事業主やフリーランスの215人の回答について集計(無職・専業主婦(夫)を除いて集計)。

集計対象者の年齢と性別

 

調査結果の概要

1. お酒を飲むのは好きですか?

職場に限らず、家族や友人との飲み会、一人飲みも含めて「お酒を飲むのは好きですか?」と尋ねたところ、「とても好き」26.5%、「どちらかというと好き」30.2%、「どちらかというと嫌い」21.9%、「とても嫌い」21.4%となりました。男女別、年代別にみると、50代男性は、お酒を飲むのが「とても好き」「どちらかというと好き」をあわせて8割近くにのぼり、他の年代性別よりも高い結果となりました。

(左)図表1 飲み会は好きですか? (右)図表2 飲み会は好きですか?(年代・男女別)

グラフ

 

2. お酒は飲めるほう(体質)ですか?

お酒について、体質的に飲めるほうか飲めないほうか、を尋ねたところ「たくさん飲める」13.5%、「まあまあ飲める」36.3%、「あまり飲めない」29.3%、「まったく飲めない」20.9%となり、飲める人と飲めない人は ほぼ半々という結果です。これを、「お酒を飲むのは好きですか?」とかけあわせてみたところ、当然かもしれませんが、お酒を飲める人ほど「お酒を飲むのが好き」で、飲めない人ほど「嫌い」が多い結果となりました。

(左)図表3 お酒は飲めるほう(体質)ですか? (右)図表4 お酒を飲むのは好きですか?(体質別)

グラフ

 

3. 職場の飲み会は好きですか?

「職場の飲み会は、好きですか?」と尋ねた結果が図表5です。「好き」6.0%、「どちらかというと好き」25.1%、「どちらかという嫌い」31.6%、「嫌い」37.2%となりました。これを、男女別年代別にみたものが図表6に なります。お酒を飲むのが好きな人が多かった50代男性も、職場の飲み会はそれほど好きではないようです。自由回答で職場の飲み会が好きな理由を尋ねたところ「本音が聞ける」「盛り上がる」など、嫌いな理由は「愚 痴や悪口で盛り上がるのが嫌」「お酒に付き合いたくない」などでした。

(左)図表5 職場の飲み会は好きですか? (右)図表6 職場の飲み会は好きですか?(年代・男女別)

グラフ

 

4. コロナ収束後、職場の飲み会に参加したい?

コロナの感染拡大がおさまった後、職場の飲み会(対面)があったら参加したいかどうかを尋ねたところ、「参加したい」8.4%、「どちらかというと参加したい」19.5%、「どちらかというと参加したくない」24.2%、「参加したくない」47.9%でした。もともと、職場の飲み会は(どちらかというと)嫌い、という人が7割程度でしたので、コロナが収束しても変わらないようです。

図表7 コロナの感染拡大がおさまったら、職場の飲み会(対面)に参加したいですか?

グラフ

 

印刷用PDFのダウンロード

飲みニケーションは好きですか?
印刷用PDFのダウンロード

 

オンライン・スキルアップ講座の開催について

本調査を行った『人事実務』編集部では、Que Online Academyと共同で、実践的に学ぶ「オンライン・スキルアップ講座」を開催中です。
オンライン会議に苦手意識を持つ人、自宅のオンライン環境に不安を覚えている人にとってすぐに役立つ内容が満載の入門編から、よりハイレベルな研修や面談を行いたい方が実践的に学べる応用編まで用意しています。ぜひ、ご参加ください。
〇詳しくは
https://www.e-sanro.net/onlineskill/
〇お問合せは
info-c@sanro.co.jp

 

本リリースに関する取材などのお問い合わせ

株式会社産労総合研究所「人事実務」編集部 担当:吉田
TEL 03(5860)9793  MAIL edt-c@sanro.co.jp

人事の道に迷ったあなたのために。人事の地図ができました!<人事の地図 特設サイト>

×
年末調整の実務セミナー

広告

【医療】 人事・賃金・人事考課セミナー・録画 20241219

年末調整の実務セミナー

  • 税理士が、丁寧にわかりやすく解説します。
  • 演習によって、定額減税、年末調整の流れや留意点を確実に理解できます。

ページトップへ