北星病院事務長の道下貴裕です。
当院の所在地、千歳市は新型コロナウイルス感染者数が北海道内では札幌市に次ぐ2番目となっており、毎日のようにその数が増えています。
当院でも入院患者2名の感染(入院前に感染していた)が確認され、その後6名の職員が感染していることが判明しました。
千歳市内では当院の他に2病院が新型コロナウイルス感染症により診療を休止しており、経営的打撃は大きく、地域医療も半壊しています。
この感染症は呼吸器だけではなく、社会や組織も冒しています。
これから先もまた同じようなことが起きる可能性もありますが、今回経験して分かったことは「できること、すべきことを一つずつでも確実に実行することが大事」だということです。
直接的に医療提供をすることがない事務職員でもできる新型コロナウイルス感染症対策があります。
物資の調達や管理、経営対策、迅速で確実な情報共有などさまざまです。
私たちは危機に瀕していることは間違いありませんが、私はこういうときにこそ人や組織の真価が問われると考えています。
考え方はポジティブに! ピンチをチャンスに変えて!
これを乗り切って大手を振って美味しいお酒を飲む日を迎えましょう。
医療法人社団いずみ会 北星病院
事務長 道下貴裕
※この記事の執筆内容は5月初旬ごろのものです。