【特別寄稿】はじめてのWeb面接
第26回:クイズやアンケートを取り入れる(2)Kahoot!を使う 1
就職・採用アナリスト 斎藤 幸江

賃金事情

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今回から、クイズ・アンケートサービスを使って何ができるか、どうやればいいかを解説する。基本を覚えれば簡単にさまざまなアンケートやクイズが作れる。
 

まず取り上げるのがKahoot!だ。
 

Kahoot!で作れるコンテンツをみていこう。基本的な機能は、スライド、クイズ(正解を当てるもの)、アンケートの3つだ。
 

正解があるクイズは、「知識をテストする」というカテゴリーに含まれ、以下の5種類がある。
 

・クイズ:選択肢(6つまで)が表示され選ぶもの(単一 or 複数選択)
・○×問題:正誤を問うもの(一画面で1問出題)
・短答式:20字以内でタイプ入力。正解範囲を完全一致、部分一致や表記の違いなどを許容等の設定が可能。
・スライダー:スライダーを動かして数値を解答。正確な答えだけでなく、近いものも正解に含められる。
・並び替え:3〜4の項目を並び替えるもの
 

上記のうち、スライダーがわかりにくいので、実例を挙げよう。
設問は、下記のように表示される。
 


 

結果画面は、以下となる。正解範囲を1944〜1960で設定(青の 網がけ部分)。棒の長さはその年の解答者数を示す。
 


 

正解が不要なアンケートは、「意見を集める」というカテゴリーで、以下の5種類がある。
 

・投票:6つ以下の選択肢から選ぶもの。単一・複数の設定が可能。
・ピンをドロップ:ピン留めして回答。
・ワードクラウド:20字以内で自由回答。
・自由回答:250字以内で自由に回答。
・ブレインストーミング:75字以内で3案まで投稿可能(案の数は1〜3で設定できるので、1人1案限定も可能)。その後、全回答をみて、投票できる。投票終了後、ランキングが表示される。
 

これ以外にスライドという設問なしの画面があり、パワーポイント の画面のように、タイトル表示や解説などに使える。
 

それぞれの設問の特徴や活用法については、第29回で解説し、次回は、Kahoot!の設問作成の基本を紹介する。

 
(2022年9月改訂)

 
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