インターンシップ、内定者イベントなど、学生に向けた説明の機会をどう活かせばいいのだろう。それを踏まえて、今回から学生の心に響く説明のポイントを、取り上げたい。
15〜20分を1ユニットとし、それを組み合わせて構成しよう。
TED Talksやgaccoの授業などは、だいたい20分を区切りにしている。この長さは集中できるだけでなく、終わった後に、「この先も(あるいはもうひとつ)聴きたい!」という意欲を育て維持するのに非常に有効だ。
40分間の説明会は、最後まで集中して聴けても、いっぱいいっぱいになりやすい。
終わった後に次のプログラムがある場合や、聴いた後に自分なりに消化し興味を膨らませてもらいたい場合には、40分間を二つに分けた方がいい。
具体的には、1ユニットごとに、視点やスタイルを変えていくとよい。
たとえば、以下の内容で説明する場合を考えてみよう。
20分間:発表者の自己紹介と企業理念や事業内容、マーケット等の説明
20分間:インターンシップ の内容の説明
2つを同じスタイルで説明し続けると、集中力や意欲が少しずつ下がる。
2つの間に1、2分で良いので時間を空けて画面を切り替えて、「まず、今回の参加者の当社インターンシップへの期待を、いくつか紹介します」と始める。つまり、目線を企業から学生に変えて聴き手の意識をリフレッシュした上で、説明をスタートする。
これだけで、集中力や意識が高まるし、自分たちに寄り添ってくれる企業との印象も与えられる。気持ちよく聴けて「もっと知りたい」と思ってもらえる構成を、検討しよう。
(公開日:2020年8月04日)
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