こんにちは。産労総合研究所です。
いよいよ2015年も最終月を迎えます。
仕事納め、大掃除、クリスマス、忘年会、お正月準備と、なにかとお忙しい季節ではないでしょうか。どうぞ無理をなさらず、一息いれる時間も大切にしてくださいね。
さて、今回のテーマは「モデル賃金」です。
1970年から産労総研が毎年実施している「モデル賃金・モデル年間賃金の実態」調査の、2015年最新情報をお届けいたします。
※このメールマガジンは、弊社の見本誌をご希望の方、書籍をご購入いただいた方、
セミナーの参加者様などにお送りしています。
目次
- 2015年度 モデル賃金・モデル年間賃金の実態
- 『2016年版 モデル賃金実態資料』のご紹介
- 定期刊行誌 最新特集
- これからのセミナー開催情報
- 新刊情報
2015年度 モデル賃金・モデル年間賃金の実態
毎年、春季賃金交渉後の賃金実態を把握し、来期の賃金交渉のための基礎資料とするために、「モデル賃金・モデル年間賃調査」を行ってきました。
このほど、その2015年度調査の結果がまとまりましたので、その概要を紹介します。
【調査結果の概要】
- 2015年の賃上げ状況は、「賃上げあり」が83.3%で、そのうち「定昇のみ」43.3%、「ベースアップを実施」は40.0%だった。前年の84.9%と比べると若干賃上げ企業が減少したが、ベアを実施した企業は増加している。
具体的な賃上げ額と賃上げ率は、全体平均では5,918円、2.02%で、前回の5,558円、1.95%から360円増加し、6,000円に迫る賃上げとなった。
- 大学卒・総合職(事務・技術系)の今回の調査結果をみると、入社する22歳時の月例賃金は20.5万円。その後35歳で34.8万円となり、以降も賃金は上昇して、ピークは55歳時の53.2万円となる。
- 賃金カーブのあり方を自社でどう設定しているか、6種の想定タイプのどれに近いかで選んでもらった。 現在の賃金カーブは「上昇率逓減型」が34.3%で最も多く、「上昇後フラット型」と「上昇後査定変動型」が20.7%で続く。「上昇後減少型」は14.2%であったが、「早期立ち上げ型」を設定する企業はなかった。また、一律上昇型の企業が10.1%あった。
詳細は、 2015年度 モデル賃金・モデル年間賃金の実態をご覧ください。
『2016年版 モデル賃金実態資料』のご紹介
1970年より毎年実施している「モデル賃金調査」の集計結果と個別企業の実態を掲載した2016年版が発売になりました。
自社賃金の水準やバランスをチェックするうえで貴重な最新資料です。
■ 産労総合研究所・編
■ B5判/338頁
■ 本体価格 9,800円
■ ISBN 978-4-86326-207-2 C2034
■ 発行日 2015年12月
2016年版 モデル賃金実態資料
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